設備紹介

EQUIPMENT

主要設備一覧

EQUIPMENT

品質とスケールを支える、プロフェッショナルの仕事場。

私たちが誇る高品質な製品は、長年の経験を持つ技術者と、彼らの技術を最大限に引き出す充実した設備によって生み出されています。
大型の製品にも対応できる規模感と、ミクロン単位の品質を追求する精密さ。
ダイクレ九州金属の「ものづくり」の心臓部をご覧ください。

天井クレーン

巨大な鋼材を、安全かつ正確に運ぶ工場の主役。

最大2.8トンまで吊り上げ可能な天井クレーンを複数台完備。お客様からお預かりした大切な製品を、安全第一で各工程へと運びます。スムーズで効率的な生産体制は、このクレーンなくしては成り立ちません。

メッキクレーン(モノレール)8基

空を舞う技術が、最強の鎧を仕上げる。

めっき工程において、クレーンは単なる運搬機械ではありません。高温の亜鉛浴へ製品を浸漬し、引き上げる。その一連の精密な操作、最適な速度と角度こそが、ムラのない均一な皮膜品質を生み出す鍵となります。

8基のクレーン群による効率的でシームレスな連携と、長年の経験に裏打ちされたオペレーション技術が、私たちの品質と安全を力強く吊り上げています。

脱脂槽・酸洗槽・フラックス槽

めっきの品質を決める、最も重要な「下地づくり」。

最高のめっき皮膜は、完璧にクリーンな表面から生まれます。油分を除去する「脱脂槽」、サビや汚れを溶かす「酸洗槽」、そして亜鉛との化学反応を促進させる「フラックス槽」。この徹底した前処理工程が、製品の耐久性を決定づけます。

溶融亜鉛めっき槽

440℃ 〜 450℃の情熱が、鉄に最強の鎧を授ける。

有効寸法長さ12m、幅1.4m、深さ1.8mを誇る、福岡エリア最大級のめっき槽。約440℃〜450℃に保たれた亜鉛の中で、鉄と亜鉛が反応し、強固な合金層が生まれます。長年の経験に基づいた温度管理と、製品に合わせた最適なめっき時間が、私たちの品質の核です。

亜鉛回収装置

「無駄」を「価値」へ。資源を未来に繋ぐ技術。

溶融亜鉛めっきのプロセスでは、亜鉛浴の表面に酸化灰(アッシュ)が副産物として生まれます。この装置は、従来廃棄物として扱われていた酸化灰を「貴重な資源」として捉え直し、高温処理によって再び高純度の金属亜鉛だけを効率的に分離・回収します。

回収された亜鉛は、精製され、再びめっき槽の原料として新たな命を吹き込まれます。 資源を最後の最後まで使い切り、循環させる。この徹底したリサイクルプロセスこそが、私たちの環境への責任であり、品質へのこだわりです。

ツイストバー製造機

足元の安全を、自社で生み出す一貫体制。

グレーチングの強度と安全性を支えるツイストバーも、自社で製造しています。素材の段階から品質にこだわることで、最終製品の信頼性を根本から保証する。これも、私たちのものづくりへの誠実な姿勢の表れです。