先輩社員の声

INTERVIEW

生産課 仕上係 班長 谷中 千尋

谷中 千尋(たになか ちひろ)

所属部署: 生産課 仕上係
役職: 班長
勤続年数: 10年

8時の始業と同時に、前工程のメッキが終わった製品が運ばれてきます。私たちは会社の心臓部とも言える工程表に沿って、一つひとつの製品を丁寧に仕上げていきます。特に私のいる工場での作業は、最終的な品質に直結し、クレームにも繋がりかねない重要な工程なので、常に高い集中力を保つようにしています。

会社全体で効率的な工程表の作成に取り組んでいるおかげで、日々の業務の段取りがしやすく、基本的には定時の17時に終えられるよう、チームで協力して作業を進めています。

地元の先輩に誘っていただいたのが、入社のきっかけです。入社して一番良い意味で驚いたのは、人間関係の良さですね。仕事中は皆、黙々と作業に集中していますが、一度仕事から離れると、とても話しやすい人ばかりです。コロナ禍になる前は、皆で黒崎までご飯を食べに行くこともよくありました。

決められた時間内に、いかに効率よく、そして美しく製品を仕上げられるか、という点にこの仕事の面白さとやりがいが詰まっています。全ての作業が計画通りに進み、17時ぴったりに仕事を終えられた時の達成感は格別です。

また、経験を積むほどに製品に対する理解度が深まり、より高品質な仕上げができるようになることにも成長を実感しますね。自分の技術を磨きたい、という探求心がある人ほど、長く続けられる仕事だと思います。

班長として、後輩の育成には特に力を入れていますが、最初は苦労の連続でした。私たちが当たり前に使っている業界用語を分かりやすく伝えたり、ベトナムから来た実習生に簡単な日本語を選んで指導したりと、試行錯誤の毎日です。相手の目線に立ったコミュニケーションを心がけ、強いチームを作っていきたいと思っています。

職場は、作業中は皆集中していますが、クレーン作業など連携が必要な場面ではしっかりと声を掛け合っています。嫌な上下関係もなく、誰とでも気さくに話せる風通しの良さが自慢です。

休日は、家族と出かけることが多いです。子どもがトミカやプラレールが好きなので、関連のイベントによく連れて行っています。家族との時間を大切にしたいと考えている方には、自信を持っておすすめできる会社です。

仕事の技術や知識は、入社してからいくらでも身につけることができます。一番大切なのは、明るく元気にコミュニケーションを取ろうとする姿勢です。積極的に周りと関わり、笑顔でいられる人は、自然とみんなから可愛がられ、成長も早いはずです。

私たちと一緒に、ものづくりのプロを目指しましょう。